好奇心を刺激するおもちゃ、五感を育むおもちゃなど、今ではたくさんの種類のおもちゃがありますよね。
親御さんとしても「いろいろなおもちゃで遊ばせたい!」「たくさんのおもちゃを買ってあげたい!」
などと思う方も多いのではないでしょうか。
でも実は、たくさんのおもちゃを与えることは、子供にとって悪影響であり、おもちゃの数は少ない方が良いということがわかっているのです!
おもちゃの数が少ないことのメリット
創造力が身につく
おもちゃの数が少ないことによって、いま遊んでいるおもちゃを使った新しい遊び方を発想したり、家庭にある様々なアイテムからおもちゃを作り出したり、自分で工夫して独自の遊び方を考えるようになります。
このような、違った遊び方に転換する考え方が、想像力や創造性を高めることに繋がるのです。
一方、おもちゃが子供の視界にたくさん見えている状態では、他のおもちゃに興味が移りやすく、発想する時間が少なくなってしまう傾向にあります。
集中力が養われる
おもちゃの数が少ないことによって、目の前にある一つのおもちゃに熱中する時間が長くなります。
これを積み重ねることで、「一つのことに集中する力」が身につくのです。
一方、たくさんのおもちゃがあると、次から次へと興味が移ってしまい、短時間でおもちゃを変えて遊ぶようになってしまいます。
子どもの頃に多くのおもちゃを与えて、ひとり遊びを続けさせる行為を経験させてしまうと、成長してからも集中力や注意力に影響してしまうため、注意が必要です。
自信がつく
特定のおもちゃに集中することにより、それをマスターしやすくなり、「できた!」という経験を積むことができます。それは、自信へと繋がり、自信を持つことで、あらゆることに挑戦できるようになります。
一方、おもちゃがたくさんある状態では、「できた!」という経験を積む前に、他のおもちゃで遊んでしまうことがあります。
これは、自信を得るチャンスを少しずつ減少させていると言っても過言ではありません。

おもちゃを与えすぎないようにするために
「おもちゃは少ない方が良い」ということは分かったけれど、
すでにたくさんのおもちゃがある・・・という方も少なくないかと思います。
しかし、大丈夫です!捨てるのはまだ早い!
おもちゃは、子どもの視界にたくさん入らなければ良いので、
”子どもが触れないところに隠しておいて、今のおもちゃに飽きるタイミングで入れ替える”
もしくは、”週ごとにローテーションして入れ替える”などの工夫をすれば問題ありません。
とは言え、おもちゃには適齢期があるので、子どもの成長に合わせて、使うことのないおもちゃは寄付や処分をしてくださいね。
見直すタイミングを作って、定期的に見直していきましょう!
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